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2009年3月19日木曜日

ドルが歴代3位の急落→アングロゴールド・アシャンティ(AU)


昨日ドルが1970年代から数えて史上三番目に大きい急落を演じました:
①1973年2月13日 ▼4.82%
②1985年9月23日 ▼3.48%
③2009年3月18日 ▼2.69%
そこでゴールドに対する関心も再び高まっています。
さて、一昨日、南アの大手金山であるアングロゴールド・アシャンティ(AU)に大材料が出ました。
それはここ数年、ずっと同社株を売っていた親会社のアングロ・アメリカン(AAUK)がとうとう全部アングロゴールド・アシャンティ株を売り切ったのです。
最後の11%の持ち株は著名ヘッジファンド、ポールセン&カンパニーが「パックリ」と丸呑みしました。
売り圧力が除去されたことでアングロゴールド・アシャンティは既にポールセンが買った値段から18%もラリーしています。ポールセンは笑いが止まらないでしょうね。
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アングロゴールド・アシャンティは1944年に創業された南アの老舗産金会社です。ヴァール・リーフという有名な金山を傘下に持っています。確認埋蔵量は7220万オンスで、世界第4位です。
株価の頭を押さえる原因になってきたゴールド・ヘッジはもう殆ど外しています。
採掘コストは$504で南アの金山の中では低い方です。また生産性も比較的高いです。ゴールドフィールズと並んで金鉱株の投資家が真っ先に検討すべき投資対象だと思います。


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匿名 さんのコメント...
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