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2009年5月10日日曜日

台湾セミコンダクター 第1四半期決算発表

売上高: 11.6億ドル(コンセンサス11億ドル)
EPS: 1¢(コンセンサス▼1¢)

第1四半期の売上高は同社創業以来、最大の落ち込みだった(▼38%)。
それでもキャッシュフローはポジティブ。
グロスマージン18.9%。
営業マージン3.1%。
バランスシート上にはネット・キャッシュが載っている。
DSO38日。
オーダー・レベルはピックアップしている。
【ガイダンス】 
売上高: 2QNT$71BからNT$74B。
グロスマージン: 43.5から45.5%、
営業マージン: 30.5から32.5%。
1月がボトムだった。ブッキングは2月から徐々に回復しており、現在順調に伸びている。
家電製品のエンドマーケットでの売上の落ち込みより半導体のオーダーの落ち込みの方が遥かに大きかった。これは在庫調整の影響である。いまはその反動でオーダーが増えている。前期と比べて80%売上成長。しかし2Qの売上は前年同期比で見れば▼18%となっている。
今、工場で作っている製品の22%は過去6か月くらいの間に導入された新製品。うち22%は中国関連。中国でのエレクトロニクスの需要はピックアップしている。値引きはあまりない。
下半期は上半期より良くなると思う。全体で見た在庫の水準はまだまだ低い。しかし下半期の改善は大きなリバウンドではなく、少しだけだと思う。第3四半期は第2四半期より少しUPになるが、第4四半期は第3四半期よりはダウンになるとみている
45ナノメターは2Qに全体の売上の2%になる。カスタマー・アダプションは良い。現在60の顧客が採用。年末までに100へ。ハイKへの投資もやっている。
上半期の設備投資は今年の予算の30%のみ。残りは下半期に費消する。
45ナノメターのランプアップは65ナノメターのときと同等かそれより良いと思う。顧客の意欲が高いのがその原因。

(追記)
なお台湾セミコンダクターのADRは楽天証券で扱いがあります。またCFDはSVC證券、ひまわり証券、FXオンラインが扱っています。

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