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2009年6月24日水曜日

イラクの油田のサービス契約が近く入札される

ウォール・ストリート・ジャーナルによるとイラクで近々巨大な油田のサービス契約が入札に付される予定なのだそうです。今回入札の対象になる油田は確認埋蔵量430億バレルなのでイラクの全確認埋蔵量の約3分の1近くに相当します。イラクの石油の開発が海外の企業に開放されるのは30年ぶりです。

但し今回の入札は所謂、「プロダクション・シェアリング(生産シェア)」契約ではありません。石油をくみ出した役務に対して一定の対価を支払う「テクニカル・サービス」契約です。その意味するところはこの契約を落札しても企業の確認埋蔵量には算入されないので、株式市場で大事な株価評価尺度となる時価総額対確認埋蔵量などのレシオにはインパクトを及ぼさないということです。


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