☆ ☆ ☆

2009年7月8日水曜日

アイヴァンホー・マインズ(IVN)の周辺が慌ただしくなった


カナダのフィナンシャル・ポストによるとモンゴルのオユ・トルゴイ鉱山の採掘権を持つアイヴァンホー・マインズ(ティッカー:IVN)とモンゴル政府の間で7月11日までに何らかの合意が形成されるのではないか?という観測が出ているそうです。これを受けて同社株は連日連騰しています。

尤もカナダ(アイヴァンホーの登記国)の投資家は「またか」という感じでこの噂を完全に信じているわけではありません。

今回の噂が信憑性を増しているひとつの理由はアイヴァンホーのJVパートナーであるリオチント(ティッカー:RTP)が最近、152億ドルの大型増資を完了し、資金繰りの改善を見たことによります。

現在リオチントはアイヴァンホーの10%程度を所有しており、今後オユ・トルゴイの開発が始まれば次第にアイヴァンホーの持ち株比率を引き上げてゆく約束になっています。これは何故か?と言えばオユ・トルゴイの開発には総額30億ドルとも言われる莫大な先行投資が必要であり、当然、アイヴァンホーにはそれを工面する力はないからです。リオチントはそれを肩代わりする代わりにアイヴァンホーの持ち株比率をじりじり引き上げる、、、そういう契約なのです。最終的にはリオチントはアイヴァンホーの40%を支配するプランになっています。

去年のオリジナル・プランではモンゴル政府がオユ・トルゴイの34%所有権を支配するという案があったのですが、これはモンゴル政府内の意見の不一致で宙ぶらりんになっています。最近の報道ではモンゴルの新大統領はオユ・トルゴイの所有権を支配するより、同鉱山から上がる利益に50%の採掘税を課税した方が有利だと考えているらしいです。

いずれにせよ7月11日までに結論が出なければ議会が夏休みから帰ってくる10月まで決定はお預けです。

アイヴァンホーのストーリーは余りにも「変数」が多すぎるし、これまでもコロコロ政府の方針が変わったので、同社の価値を正確に判断するのは困難だと思います。まったくの博打。

0 件のコメント: