51ジョブスが第2四半期の決算を発表しています:
EPS: 14¢ 予想3¢
売上高:2830万ドル 予想2660万ドル
グロスマージン: 59.8% 前期は54.9%
第3四半期のガイダンス
売上高: 2900~3050万ドル 予想2820万ドル
上のグラフは2009年上半期の部門別売上高を単純に2倍し、年率換算したものです。但し実際には季節要因があるのでこういう比較方法は正確ではないと思います。ただ各部門のトレンドを説明するためにいささか乱暴なグラフを作ってみました。
これを見ると印刷メディアによる求人広告のビジネス(緑色)が急激に落ち込んでいるのがわかると思います。これは景気後退の影響もあると思いますが、それよりもそもそも印刷メディア自体の退潮が原因だと思われます。これは何も中国に限ったことではなく、日本やアメリカでもたぶん似たようなトレンドだと思います。
51ジョブスはそういう伝統的なチャンネルへの依存度をなるべく少なくし、ビジネスの中心をオンラインへと移しています。それと同時にコスト削減努力によりマージン改善をはかっています。
カンファレンス・コールは未だ始まっていませんが、ターンアラウンド株の候補として注目すべきだと思いました。
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