2009年10月7日水曜日
ジム・クレーマー「ドル安は大歓迎だ!」
デボラ・ボーチャード:「ねえジム、ここ数日ドルが弱いけど、ちょっと解説してよ。」
ジム・クレーマー:「すべて、メチャ良い事だ!」
デボラ:「え~っ?!“#$%、なんで?」
ジム:「2つの理由がある。先ず外国に旅行しない限り庶民はドル安は肌身で感じないということ。次に投資家として僕が経験上痛感したことは、株はEPS予想によって突き動かされるものであって、決算こそが最も大事なファクターだからだ。以前モルスタに居たスティーブ・ガルブレイスは今はマヴェリック・ファンドに居るけど、彼がモルスタ時代に何が株価を突き動かすかと言うことに関する超有名な研究を残した。それによると決算のポジティブ・サプライズが何よりも大事だということが検証されたのだ。」
ジム:「さて、最近はドル安だよね?すると海外輸出比率の高い企業の決算はギャンギャンに良くなる。前年同期比はぶっちぎりに良くなる。ところがアナリストのコンセンサスの数字は未だ動いていないんだ。」
ジム:「インテル、アップル、コルゲート、ニューコア、USスチール、、、そのへんの企業の決算はビシビシに良くなる。」
ジム:「まあ、俺の言っていることを皆信じないだろうけど、2週間前にジェネラル・ミルズが決算出した時に、すでにこのドル安恩恵現象が確認されたんだ。」
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