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2009年10月18日日曜日

『バロンズ』ETF大特集③

「なぜ裕福層はこの格安商品を好むのか?」 ローレンス・ストラウス

ETFと言う商品を保有することはヘッジファンドに投資しているとか、プライベート・バンクに口座を持つ事のように「おれはリッチだぞ!」というステータス・シンボルにはならない。けれども一般の投資家よりも超裕福層はETFの持つ利便性を良くこころえている。それは即ち、実現益を出さない仕組みなので税金に持って行かれるコストが低いこと、ファンド・コストが安いこと、透明性、売買のしやすさである。

(中略)

例えばビバリーヒルズのベルエア・インベストメント・アドバイザーズは「ETFをアクティブ運用の際の補完的ツールとして使っている。」

(中略)

去年の金融危機やバーニー・メードフのネズミ講事件なども、「白いごはん(plain-vanilla)」的なETFの魅力を再認識させた。

リーマン崩壊後は投資銀行がカウンター・パーティーとなったストラクチャード・プロダクツは流行らなくなっている。

(中略)

普通のアクティブ運用に比べてETFは税申告の際のペーパーワークを簡素化する。

(中略)

「ETFを利用したリスク分散は、フィナンシャル・アドバイザーが墓穴を掘らないことを助けている。」

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