よくチャンバラ映画とかでお侍さんが1対1で対峙したとき:
「ムムッ、おぬし、、、、できるな」
というセリフが出ますよね?
あれと同じで金融の世界に携わった人間が他の人の書いたものとか読むとすぐその人がどのくらいソフィスティケートされた金融人であるかわかってしまうのです。(おそろしや!)
で、今日紹介する『金融そして時々山』を書いておられる沢利之さんは経歴に元信託銀行役員とあるけれど、実際、とてもモノの見方が洗練されています。
でも不思議なことに彼のブログには気負ったところがぜんぜん無いのです。
自然体。
その余裕が素晴らしいし、うらやましい。
とりわけ彼が元棲んでいたギョーカイのことを書かせたらサラッと流している文章の中にカミソリの刃のような鋭い洞察があります。
それと視野の広さ、意見の偏向のなさにも驚かされます。
「Me Me Me!」と自己主張の塊のようなブログが多い中で(『外国株ひろば』も勿論、同類ですが)、もうワンランク上の境地に達している味わい深いブログ。
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