上のグラフは「ゼロヘッジ」に掲載されたもので、オリジナルの出典はミントです。
アメリカで実際に誰が税金を払っているか?を示したグラフです。
これによるとアメリカの人口、3.07億人のうち、課税対象家計は1.51億ユニットであり、そのうち47%(グレーの斜線部分)は2009年の連邦所得税の支払いがゼロになるのだそうです。
逆の見方をすれば年間家計所得50万ドル以上(左のグラフの一番上のブラケット)の、上位1%が連邦所得税の総税収の40.4%を負担していることになります。
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2 件のコメント:
徴税が不公平ではなく、賃金が不公平なんだと思います。つまり47%の世帯は2009年の連邦所得税の支払いができないほど賃金が低く、貧民層であるということではないですか。
Takumiさん
コメントありがとうございます。
全くTakumiさんのおっしゃる通りですね。
ただアメリカ人の間では高給取りも低賃金層も(賃金体系が不公平だから是正すべきだ)と考えている人は実は少ないと思います。
(どうすれば自分だけは高給取りになれるか?)先ずこれに頭を悩ませます。
それでもいろいろな理由(学歴とか人種とか)で自分には高給取りへの道が閉ざされていると感じる人だけが平等を主張します。
この(自分だけは抜け駆けして儲けたい)と思う層の巨大さが日本とアメリカとの違いかも知れません。
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