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2009年11月5日木曜日

FOMCステートメントの読み合わせ

11月のFOMC
経営資源の(=この英語はresource)稼働率が低いこと、インフレが安定していること、インフレ期待が安定していることなどから現在の極端に低いFFレートを当分の間、維持してよいと判断した。

9月のFOMC
引き続き極端に低いFFレートを当分の間、維持してよいと判断した。

【解説】
→FRBは当分、極端に低いFFレートを維持することを明快にシグナルした。但し、今後、どういう点が変わったらこの方針を変更するかを具体的な見極めポイントを盛り込むことで示した。(稼働率、インフレ率、インフレ期待)

11月のFOMC
住宅ローンの貸付を促進し、住宅市場を支援するため、そして信用市場全般の状況を改善すべくFRBは総額で1.25兆ドルのエージェンシーMBSと1750億ドルのエージェンシー債を購入する。エージェンシー債の購入金額は以前、公表した2000億ドルより若干少ないが、現在の買い入れペースに沿ったものであり、比較的売り物が少ないことを反映している。

9月のFOMC
住宅ローンの貸付を促進し、住宅市場を支援するため、そして信用市場全般の状況を改善すべくFRBは総額で1.25兆ドルのエージェンシーMBSと2000億ドルのエージェンシー債を購入する。

11月のFOMC
家計部門の支出は拡大しているようにみられる。しかし失業率の高さや所得の伸びの低さや家計部門の資産の目減りや信用市場の緊縮を反映して伸び悩んでいるようにみられる。

9月のFOMC
家計部門の支出の減少は止まったように見える。しかし失業率の高さや所得の伸びの低さや家計部門の資産の目減りや信用市場の緊縮を反映して伸び悩んでいるようにみられる。

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