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2008年9月13日土曜日

ファニーメイ、フレディマック救済後の住宅市場

ファニーメイとフレディマックを米国政府が救済すると発表した直後から、住宅ローンの金利は45bp程度下がりました。(上チャート:出典はバンクレート・ドットコム)

一方、住宅ローンの申請件数はこの救済が発表される前、つまり9月5日の週に+9.5%と反発しています。

今週は歴史的な住宅ローン金利の下落を受けて更に住宅ローンの申請件数が増えると考えられます。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

9/11がコツンでしょうか?今はなりふりかまわず買うべきでしょうか?

Gakkun さんのコメント...

今更ですが、FFレートがざっくり下がっているにも拘わらず、住宅ローン金利は高止まりしていたのはどうしてなのでしょうか?

初歩的な質問かもしれませんが、ご教示願います。

それにしても、申請件数が反発するところにアニマル・スピリットの一端を感じてしまいます。アメリカン・ドリームなんですね。

広瀬隆雄 さんのコメント...

スカッドさん

ご質問ありがとうございます。

僕は9月いっぱいは相場を見送り、10月から動きたいと考えています。とりわけ10月の第2~3週あたりが過去の経験則では最高の出動タイミングです。

勿論、今年の場合、例年より秋の調整が大きかったので反騰がそのタイミングを待たずに始まってしまうリスクも無いとは言えません。

広瀬隆雄 さんのコメント...

gakkunさん

ご質問ありがとうございます。
これまで住宅ローン金利が高止まりしていたのはファニーメイ債とフレディマック債が投資家から敬遠され:

ファニーメイ、フレディマック債の債券価格が低迷 = 金利は上昇

という構図になっていたからだと思います。

今回、米国政府が「ファニーメイとフレディマックは米国政府が面倒を見る」とハッキリ態度を表明したことでファニーメイ債、フレディマック債に対する安心感が広がり、これらの債券が買われました。このためファニーメイ債、フレディマック債の金利が低下し、それはひいては住宅ローン金利の低下につながったわけです。