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2009年4月19日日曜日

キューバは不動産不況に苦しむフロリダ州にとって『ベルリンの壁崩壊』に相当するビジネス・チャンスだ


















写真は上からチェ・ゲバラ、ハバナの歓楽街、ヘミングウェイのリビングルーム、アンボス・ムンドス・ホテル、フロリディータ・バー、そしてキューバの地図。(スミソニアン、ウィキペディア)
日本では余り報道されていないようですが、先週、米州サミットがあり、そこでのオバマ大統領のスピーチは大きな興奮を持って迎え入れられました。
現在、キューバへの観光旅行はアメリカ人以外にはオープンになっていますが、これがアメリカ人に開放されれば、年間200万人程度の観光客はすぐに600万人くらいに増えることが予想されます。
もともとキューバはアメリカ人の「playground」だったわけですから、キューバの魅力についてはアメリカ人の記憶の中にはノスタルジアとともに深く刻まれています。また若いジェネレーションにはいまだに強いアピール力を持っているチェ・ゲバラに代表される理想主義、カウンター・カルチャーなど、普通の単なる南の島が持つ以上の文化、歴史的「陰影」をキューバは持っています。

もちろんフロリダ州にはキューバの現政権に反対する在米キューバ人の団体もあり、彼らがキューバに対して、或いは米国の政府に対して持っている感情は複雑です。ですからこのキューバとの国交回復の問題が一直線に即刻解決するという風には僕は考えていません。
ただ経済の面から考えると「キューバ解禁」というのはフロリダ州にとっても重要なカンフル剤です。そのへんの事情はマイアミの住民は痛いほど良くわかっています。
結局、そのへんのソロバンがこのイニシャチブを推進する最も強力なちからになるのではないでしょうか?
銘柄的には前にも書いたカーニバル(CCL)、これ一本でOKです。
【取扱証券に関するメモ】
カーニバル(CCL)についてはひまわり証券、SVC証券、FXオンラインで個別株CFDの扱いがあります。また大手総合証券ではたぶん委託取次を受け付けると思います。



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